キャリア決済における2段階認証とは?その仕組みについて解説します

スマホのキャリア決済はスマホさえあれば簡単な操作ですぐに支払いができる点が魅力ですが、簡単さは安全性とのトレードオフの関係でもあります。
そんな安全性のための「2段階認証」とはどんなものなのか、解説しましょう。

2段階認証は多くのセキュリティで利用されている

現在、キャリア決済に限らず、2段階認証やそれ以上の3段階認証なども導入しているサービスは多くあります。
特に銀行などお金に関係するサービスでは顕著で、複数の認証を組み合わせることで安全性はより高まるとされているのです。

2段階認証って具体的にどんなことをする?

2段階認証とは、その名の通り認証の段階を2回に分けているもので、言ってしまえばどのような形でも2つの段階がある認証ならば2段階認証と言えます。
そのため携帯会社によっても細かな点は異なっていますが、大まかに言って現在一般的なのは、IDとパスワードによる認証と、メールやSMSにコードを発行する認証の2段階です。
認証が求められた時点であらかじめ登録しておいたアドレスやSMS宛にコードが届き、それを入力するというのが一般的なものとなっています。

2段階認証のメリットとデメリット

2段階認証のメリットは、なんと言っても安全性が高くなること。
パスワードの入力とメールという二つの媒体を利用することで、外部からは二つに同時にアプローチすることが困難になるので、安全性がとても高くなります。
一方でデメリットとなるのが、手間がかかるという点ではないでしょうか。
1段階の認証のみで利用可能な決済方法に比べると、複数回の段階を踏むことになるため、キャリア決済のメリットである簡便さがいくらか損なわれることになります。

まとめ:安全性の確保には必要なもの

いくつかのデメリットもありますが、お金の関係することなだけに、やはり安全性には拘りたいもの。
認証を2段階にするだけで安全性は飛躍的に高まるので、信頼できる決済として必要なものと言えるのではないでしょうか。